貝島炭坑専用線 (2022.04/04更新)  ◇essey◇
筑豊本線勝野駅から分岐するわずか5.2Kmの宮田線。
その終点筑前宮田駅から貝島炭坑大之浦鉱まで伸びていたのが貝島炭坑専用線でした。
大之浦鉱六坑は筑豊最後の炭坑として細々と露天採炭を続けており、
そこから産出される石炭を筑前宮田駅まで運ぶ役目をアルコとコッペルの4両のSLが担っていました。
かつてはいくつもの支線を持ち、総延長は20Kmを越えていた専用線も、各坑の閉鎖と共に廃線となり
最後に残った六坑と宮田駅を結ぶ路線だけとなっていましたが、国内最大と言われる44屯のコッペルと
まるで弁当箱のように四角い27屯のアルコは魅力的な機関車達でした。
社紋の入ったセムを連ねてコッペルが行く                              
筑前宮田 ー 六抗 1974.03 TARON-PR
22号はリンクカプラーの為、自連との連結用台車を前後に連結している      
筑前宮田 ー 六抗 1974.3 
TARON-PR
コッペル32号がコンクリート橋を渡って行く                             
筑前宮田 ー 六抗 1974.3
 TARON-PR
六抗で憩うコッペル32号
六抗 1973.11 TARON-PR
31号が宮田へ発進していく 横の工場内には32号が整備を受けている 
六抗 1974.3 TARON-PR

                         

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